◎ADL(ユダヤ名誉毀損防止連盟)の実態◎
P.ゴールドスタイン共著『ユダヤの告白ー日本経済を裏面から見る』エノク出版から
J.スタインバーグ
序章 ★ イラクのクウェート侵攻とは★
●英国情報部の中等支配戦略
●徹底した情報収集
●生きている大英帝国の利権
●シャー達は引き下ろされた
●米穀経済の崩壊と日本
●世界経済混乱の企み
第1部 ◎日本経済が狙われている◎
第1章 ★攻撃目標は日本である
●日本攻略のチャンス
●出版社への攻撃
●日本の親玉との会談
●誰が其の手先となるか
●現代のシャイロック、キッシンジャー
●寄生虫的ネットワーク
●バブル経済の推進
●米国政府内への政策誘導
●日本・アラブ関係に楔を
第2章 ★日本への宣伝攻勢
●自由経済政策の本質
●リベラル経済で崩壊した米国
●知識を目覚めさせるな
●日米での戦略宣伝(プロパガンダ)工作
●ユダヤ(イスラエル)系議員の日本攻撃
●日本は反ユダヤか
●イスラエルと断交すると
●フグ計画が何故例外か
●ユダヤ(イスラエル)側からのみの称賛
第3章 ★攻撃目標(ターゲット)を炙り出せ
●的確なる指摘
●乗せられた米穀経済
●凋落と衰退のアメリカ
●対日政策の変化
●盛田昭夫批判の理由
●投機的資金調達の演出者達
●投機ブームの仕掛人
●途上国債務返済問題
●日本を標的とするロスチャイルド
●石原慎太郎氏の訪米
●手強い人物、橋本龍太郎
●日本上陸を図るADL
第4章 ★ADLとCIAの癒着
●対日経済戦争の布告
●金科王条の「安全保障の為に」
●ADLの代弁者サファイア
●キッシンジャーの陰謀
●CIAに浸透したモサド
●キッシンジャーの情報機構へ
●ADLと米国情報機構…其の歴史的関係
●シオニストの亜米利加侵攻
●政敵を葬る為に
●日立を填めた囮捜査
●侵蝕されたCIA
●CIAと日本攻撃(ジャパン・バッシング)
●「日本を攻撃目標」で常に一体
第5章 ★日本を操ったアイゼンバーグ
●独逸脱出の謎
●戦時下の独逸を脱出
●キッシンジャーとは何者か
●アンジェルトンの考え
●上海から日本へ
●ゾルゲと共に日本潜入
●永野重雄氏との接触(コンタクト)
●日本発進の網を張る
●日本財界への深き恨み
●アイゼンバーグとADL
●見えざるユダヤ組織の網
●利用された「パキスタンの核」
●ノリエガ丈(だけ)が悪玉か
●マルコス政権転覆の真相
●イラン・コントラ事件の黒幕
第二部 ◎斯くて亜米利加は侵蝕された◎
第6章 ★ブナイ・ブリスの正体
●亜米利加侵略の野望
●亜細亜秘儀に由来するシオニズム
●亜米利加独立戦争の背後で
●亜米利加に渡ったフリーメーソン
●ブナイ・ブリスの創設
●リンカーン大統領の暗殺
●ユダヤ人秘密結社の危険性
●二股掛けの戦術
●ベルモントの活動
●亜米利加解体の目論見
●連邦解体の陰謀
●誰が奴隷売買をしたのか
●反連邦主義者の温床
●蝙蝠の如きブナイ・ブリス
第7章 ★ブナイ・ブリスの秘密部門ADL
●ブナイ・ブリスの亜米利加再侵攻
●連邦解体工作は続く
●ブナイ・ブリスが公的費用を醵出
●ユダヤ移民の選抜
●節目と為ったセオドア・ルーズベルト
●何故自由国家にFBIか
●ブナイ・ブリスから生れたADL
●反ユダヤ主義を広めておいて組織拡大
●ボルシェビキ革命への序曲
●アーマンド・ハマーなる人物
●表はブナイ・ブリス、裏はADL
●伊太利・マフィアとの連携
●ユダヤ防衛の為に非ず
●組織犯罪を支えるADL
●英国の支援と支配
●財務長官モーゲンソー
●罰せられる事無き犯罪者達
●米ソ情報部への浸透
●米国への勢力拡大
第8章 ★ 上納か、「反ユダヤ」の烙印か
●最大の私設秘密警察
●クラツニック、カンペルマン、ブロンフマン
●ADL組織、其の表と裏
●演出無しでは起きない事
●労働者組織への潜入
●全米自動車労組も傘下に
●組織変更と活動の拡大
●なぜ非課税法人なのか
●全米自動車労組も傘下に
●組織変更と活動の拡大
●何故非課税法人なのか
●常設委員会の構成員達
●先端金融商品の売込み
●隠れ蓑としての実態
●搾り取られる米国企業
●ADLの献金者一覧表
第9章 ★ 硬貨(コイン)の両面、人権と組織犯罪
●悪漢(ギャング)から慈善家への変身
●ADLの資金源
●悪漢の脱皮と変身
●犯罪組織の暗殺部隊「殺人会社」
●犯罪人とADLの合併(ドッキング)
●ADL用「御用達(洗浄)」銀行
●スターリング・ナショナル銀行の実態
●訴えられて襤褸(ぼろ)が出た
●NATO司令官誘拐事件
●伊太利政府が乗り出す
●政権内に巣を作る
●レーガン政権下の「金融手品師」
●不起訴処分であったバーンズ
●私的(プライベート)情報は盗まれている
●腐敗弁護士の悪巧み
●資金偽装(マネー・ローンダリング)
●国際信用銀行の悪用
●闇収益隠しの外面要員(フロント・マン)
●ユダヤ悪漢の活用
●この巧みなる悪智慧
●今やジュネーブ軍縮委員長、カンペルマン
●ADLの実態を隠し続ける
第10章 犯罪組織(シンジケート)へのイスラエル囲い込み
●麻薬組織連合体(カルテル)、メデリン
●カーター政権内のADL
●カストロと麻薬事業(ビジネス)
●中米を覆う麻薬汚染
●イラン・コントラの仲介者名簿
●アメリカン・エキスプレスの買収
●麻薬の根元(ルート)を辿る
●サフラが起訴されていたら
●企業買収熱狂者(マニア)達
●ドレクセルの敵対的企業買収(ジャンク・ボンド方式)
●RJRナビスコ買収劇
●イスラエルの乗っ取り
●世界犯罪組織本部に
●エルサレムの「億万長者会議」
●パレスチナ人追放の理念
●「占領地併合会議」の議員達
●今日頻発する悲劇の背景
●世界ユダヤ人会議会長、ブロンフマンの正体
●慈善団体に装う面
●対米不動産投資の仲介者
●東欧諸国の実態は何か
●オーストリア大統領への中傷
第11章 ★テロの黒幕ADL
●PLOの幹部殺人事件
●続いてスウェーデン首相、パルメ暗殺
●パルメ殺害の動機
●自作自演の銭集め
●目的の為に手段を選ばず
●KKK共組むADL
●人種差別は唯の表看板
●悪魔からの智慧か
●ユダヤ組織の公然たるテロ
●ユダヤ防衛連盟(JDL)のテロ続発
●「ユダヤ人の敵」への殺人予告
●「偽預言者カハネ」の著書
●容疑者引渡を拒むイスラエル
●アラブ系弁護団の無視
●イスラエル首相シャミルの素顔
●テロを指揮するADL支部長
終章 ★亜米利加骨抜き作戦
●イスラエル独立の立役者
●亜米利加に潜入するモサド
●スパイ工作の最適拠点
●ブナイ・ブリスも食い荒らすモサド
●イスラエル政府のみへの通報
●亜米利加に巣食う吸血鬼
●恩を仇で返す
●「私がモサドへの情報源」
●対米工作の極致、ポラード事件
●常に二重忠誠心を抱く人々
●白蟻が食い荒らしていた
●ポラード事件をも仕組んだADL
序文 V・マーケッティ(ワイントンDC在住 報道業記者
元CIA副長官付上級補佐官)
事実だけを基に書かれた此の特別の本は、亜米利加では出版し様としても出来なかっただろう。
亜米利加では駄目だと云う事は、欧州で出版し様としても駄目だと云う事である。力が有り、資
金力もあるユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)が、出版防止に出て来る筈だから(此は、文藝春
秋社の『マルコポーロ』事件で現れている!忍)。
だが、此の日本ではADLの影響力は欧米程ではない。此の本に述べた警告や情報を日本の人々
が心に留め其れに基づき行動する事をし無かったなら、何時か日本も同じ状況下に置かれてしま
うだろう。
亜米利加に於けるADLの力は凄い物が有る。ADLは何の様な人でも然るべき地位や仕事を
与える事が出来、逆に其処から引きずり下ろす事も出来る。又企業をも成功させる事も失敗させ
る事も自在に出来る。今日のウォール街はADLは、所謂ユダヤ人「新興勢力」の為すが儘に成
っている。亜米利加国内に張り巡らされたユダヤ組織網を使う事で、ADLは議会の議員を文字
通りに当選させる事も首にする事も好きな様に出来る力を持っている。マスコミの人達も、AD
LとADLを支持する人々に脅えながら仕事をしている。
其れでも尚、ADLは満足していない。総ての権力を手中にし、亜米利加を完全に管理(コン
トロール)する事を目論んでいる。歴史上、亜米利加に存在した組織の中で、ADL程危険な存
在はない。
だが、何時の時代でもADLが此の様な存在であった訳では無い。亜米利加には数多くの人種
団体が在って、ADLが人種組織の一つに過ぎなかった時代も有った。
第二次世界大戦後、亜米利加にシオニスト・熱狂(ヒステリー)が蔓延する様になり、イスラ
エルに対する狂信的強迫観念が生れた(此の様な批判は、フロイト的な無神論批判であって、凡
そ亜米利加の国教である基督教に基づいた批判では無い。亜米利加は一応基督教国家であるから、
イスラエルに対して慕情が有る事を認めて云うけれど、今のイスラエルは、偽のユダヤ国家であ
り、ユダヤ民族の正統性を受継いだ人々では無い。此れが重要な概念であって、今のイスラエル
が奉っている神は、ユダヤ教の神「エホバ」では無く、「悪魔ダビデ」を奉っている国なのです。
其れ故に、悪魔ダビデの法「タルモード」に基づいて、同じユダヤ教系列の回教徒と基督教徒を
異教徒として扱って残虐な扱い出来る国なのです。あくまでも、神の法である「教育勅語」と「法
華經」に基づいて国造りをしなければならないのです。イスラエルの人々が、「ユダヤ人」と名
附く自身が、大きな誤りなのです。このシオニスト熱狂は悪魔ダビデが扇動した業なのです!忍)。
其の後、ADLはユダヤ社会を握り、組織されたユダヤ系亜米利加人の戦略宣伝(プロパガンダ)
機関と秘密警察(ゲシュタボ)の役回りをする様に為った。
斯う云った事は全て静かに且つ短期間に起こったので、亜米利加人の多くは気が付か無かった。
ADLや亜米利加のユダヤ人社会に於けるシオニズムや、親イスラエル主義の余りの行き過ぎに
対抗する動きが、やっと今に為って亜米利加国内で起こり始めている。だが、此の戦いの勝負は
既に結してしまっているかもしれない。
斯う云った事は、日本でも十分起こり得る。だが、相させては為らない。
此の重要な本書の著者、ポール・ゴールドスタインとジェフリー・スタインバーグは、此の本
に依って恐るべきADLの歴史、組織、活動を読者に知って頂きたいのである。亜米利加で起こ
った事、そして日本で起こり得る事を二人は書いている。彼等は日本に対し、ADLの狙いと其
の力の程を警告している。何故ならADLは今や日本をその標的にしているからである。
此れは、ADLが何を考え、彼等の行動の背景が何であるかを全て知り尽くしている人物しか
書けない本である。筆者の二人は、亜米利加のユダヤ人社会で生れ育った。そして、20年以上
にも亙ってADLとその活動を研究して来たので、何の報道業界記者(ジャーナリスト)よりも
ADLの考えをよく理解する事が出来る。又、ADLや、亜米利加の社会や政界の中でADLを
支持する有力者達相手の戦いに多くの時間を費やして来た。だから、彼等の書いている事は、正
しく彼等自身が自ら体験し知り得た事である。
恐らくADL自身が自らを理解している以上に、此の二人の方がADLを知り抜いているに違
いない。(以上)
◎訳者(宇野正美氏)の前書き
ADLは日本に於いて「ユダヤ名誉毀損防止連盟」と称されている。此れ丈ならば何の問題も
ない(此処に落し穴がある。「ユダヤ」と云う言葉は、「ユダヤ教」の神エホバを慕う人の事を
指しているのです。ユダヤ教の神エホバは、何処に居るのかで、「ユダヤ」の言葉を使う事が出
来るのです。では、何処に使う事が正統性があるのかと云うと、其れは「千乃裕子」先生が主宰
する「千乃正法」に「ユダヤ」教の正統性を引継いでいるのです。此処が最も重要な概念なので
す。そして、「ユダヤ名誉毀損防止連盟」の正式の名前は、「悪魔ダビデ教徒名誉毀損防止連盟」
が正式の名前であって、ユダヤと云う言葉を使う事が、名誉毀損と詐欺罪なのです!忍)。悪魔
ダビデ教徒(ユダヤ人)の権利を守る団体と受け取れる。
しかし、硬貨に両面がある様に、ADLにも表と裏がある。
ADLの表は「人権擁護」である。其れ故に亜米利加の人権委員会等の総ての背後にADLが
存在していると云っても良いだろう。
しかし、其の裏で、ADLは其の根元(ルート)に麻薬を乗せ、更には組織犯罪の網を亜米利
加中に張っていた事を此の本は証言している。ADLの力が益々大きく為って行く中、亜米利加
人の誰かが「麻薬を管理しているのはADLの悪魔ダビデ人(ユダヤ人である」「彼等の組織犯
罪網が亜米利加を管理している」等と云おうものならADLは其の言葉を捉えて「反ユダヤ」の
烙印を仮借無く押し続けた。一旦其の印を押されると職業を失い、社会的制裁を受ける程の力を
持つ。
亜米利加人達は「ユダヤ問題」に就いて完全に沈黙を守った。その分ADLは亜米利加の政界、
財界、報道業界、其の他あらゆる所に其の網を張り巡らせていった。
亜米利加等に居る日本の報道業界の特派員達は、「ユダヤ問題」に触れる事は禁忌と為り、亜
米利加の真実を日本に伝える事が出来なくなった。被害を受けているのは日本人である。日本人
は亜米利加の真相を知らされる事無く今日まで至った。
日米経済摩擦、日米構造協議と云う時、今でも日本人はマッカーサー時代の亜米利加、或は日
本に温情溢るる亜米利加という心像を持っている。甘える事の出来る亜米利加と言っても良いだ
ろう(宇野氏は、日本の東京裁判を法に基づかないで執行したマッカーサーの仕事を評価する事
が洗脳の第一番目である事が認識していない。只、亜米利加自身も、此の大東亜戦争の裏にユダ
ヤ共産主義の戦略が、有った事は余り認識していなかった節が有る!忍)。
しかし以上述べて来た様に戦後45年間に亜米利加は完全に変化を遂げてしまった。今や「ユ
ダヤ人の亜米利加」に為っている。
日米経済摩擦とは日本とユダヤの摩擦と捉えるべきである。
ADLが亜米利加に君臨し、ADLが日本に其の触手を伸ばし出している。
此の本の著者P・ゴールドスタインとJ・スタインバーグは、此の本を日本で出版して欲しい
と申出て来た時、次の様に言った。
「ユダヤのブナイ・ブリス、其の中にあるADLは相遠くない時期
に日本に上陸し様と必死である。彼等は其の組織犯罪を日本に拡め
たがっている。
日本がADLの侵略を阻止する為には唯一つの方法しかない。其
れは彼等の本質が何であるかを日本人が正確に知る事である。中で
も日本の指導者達、政治家、財界、官僚の人達に知って欲しい。
相すれば彼等は恐らく上陸を躊躇するに違いない。自分達二人は
ユダヤ人であるから、此の事が良く分かる。
是非、此の本を出版して頂きたい。相すれば亜米利加の再生の道を
開かれる物と思われる」
其の後小生は、此の言葉が本当かどうかを知る為に多くの亜米利加の知人、友人達を尋ねた。
彼等は異口同音に「其の通りである」と言った。
影山法相の所謂黒人差別発言が日本以上に亜米利加に於いて取り上げられ、騒ぎを引き起こし
た。亜米利加の黒人連盟の会員は当然抗議行動に出ざるを得なかっただろうが、何よりも彼等を
囃(はや)し立てたのは亜米利加の報道業界(マスコミ)であった。
亜米利加の報道業界とは云うが、此の本の中でも述べられている様に、殆どはADLの影響を
受けている。
黒人が差別反対を叫ぶ背後に、「人権委員会」と云う名のADLが潜んでいる。黒人達が前に
進めば進む程、攻められた人々が退けば退く程、ADLが其れだけの領分を占めて行く事になる
のである。
1960年代のあの亜米利加の革命と云われた民主化運動を思い出して頂きたい。公民権法が
通る為に、黒人達は常に其の運動の先頭に立った。其れから約30年近い歳月が流れたが、今も
亜米利加に於いて黒人達の生活は変わらないし、彼等は一層無気力に陥っている場合が多い。其
れと引き換え、ADLの周りに居るユダヤ人達は何れ程豊かな生活を亜米利加に於いて送る様に
為っている事か。
大都市及び其の郊外に広がる高級住宅街の殆どは、彼等に依って占められているではないか。
「人権運動」の本質は何であるかを垣間見る事が出来る。
更にADLの事は日本に於いて身近な事である。
1990年10月12日付の『産経新聞』及び『日本経済新聞』に於いて松下電器が亜米利加
の映画会社MCAを買収するかどうかの交渉で、「米ユダヤ人団体」が文句を言っていると云う
記事を載せている。
其の内の『産経新聞』の内容を取り上げる。
「米国のユダヤ人文化教育促進協会(BB)の名誉既存防止連盟(A
DL)は10日、松下電器産業との身売り交渉を進めている米娯楽
映画大手のMCAのワッサーマン会長に対して、交渉を打ち切りを
申し入れる方針を明らかにした。これは松下がイスラエル・ボイコ
ットに参加している為である」
「ワッサーマン会長はユダヤ人やイスラエルを支持する運動の有力
な指導者の一人。同連盟(ADL)のボーズ・ワシントン支部長は
ロサンゼルス・タイムズ紙に対し、『会長初めMCA幹部はボイコ
ットに関るのは適切ではない。斯うした方針の企業と手を結ぶ事に
依って生じる問題を会長に警告するつもりだ』としている」
問題は松下電器がMCAを買収したいと申し出たのではないと云う事である。此は向こうから
持ち込まれた事。しかし此の様に松下電器が攻撃の対象とされ、亜米利加の報道業界に於いて大
々的に取り上げられる。
ADLとMCAが繋がり合っている事を見るならば、ADLが何を狙っているかは明白と言わ
なければならない。
日本の生命線は、中東の石油である。其れ等はアラブ諸国から産する。此のアラブ諸国と日本、
中でも日本の企業との間をADLは切りたい。
相するならば日本は没落し、日本の技術をイスラエルに流す様に誘い込む事も出来る。更にア
ラブ諸国は最大の顧客を失う事になる。
イスラエルの情報機関モサドが、イラクのクウェート侵攻以来、彼等の日本人の手先(エージ
ェント)を使って盛んに日本企業に働きかけ、一億円で中東情報成る物を売り込もうとしている。
勿論其れは正確な情報に由るだろう。しかし日本企業が之を購入し続けるととんでもない落とし
穴を持っている事を知らなければならない。
モサドと結び付く企業はその弱点を握られ下手をすると脅かしの材料まで握られてしまうかも
しれない。何故ならばモサドは企業に情報を提供する企業ではない。イスラエルと云う国の情報
機関なのである。スパイ組織である。
モサドは儲けの為に情報を売り付けようとしているのではない。日本企業を自らの手の中に管
理したいと云う目的を持っている。
具体的な事はイスラエル・ボイコットの申し合わせから出来るだけ多くの日本の企業を引き離
したいと云うのが差し迫った彼等の狙いである。
今や日本はモサドやCIAの攻撃目標に為っている事をこの本を余す所無く証言し、日本人の
甘さ加減に警鐘を鳴らしている。
亜米利加は今や世界最大の借金国である。其れでも尚亜米利加政府は毎年30億ドル以上の無
償援助をイスラエルに送り続けている。
何故亜米利加は此処までイスラエルに援助しなければならないのか。亜米利加自身が援助して
貰いたい程であるのに…。
此処で言う亜米利加は亜米利加国民全体を射す其れでは無い。亜米利加を管理している範疇と
云う事になるだろう。ADLの本拠として亜米利加とイスラエルは完全に繋がっている。
彼等に取って亜米利加がどうかと云うよりも、ユダヤ民族が如何であり、如何に大きく為って
行くかと云う事が彼等の関心事なのである。
先程も述べた様に亜米利加は完全に変質してしまった事を日本人は覚えて置かなければならな
い。
日米経済摩擦等で幾ら誠意を尽くした所で、日本に返って来るのは感謝でなく攻撃である。
二人の筆者は、或る時次の様に述べた。
「我々二人は道義的に正しく有る様にと育てられたユダヤ人である。
ユダヤ人としてユダヤの組織ADLの内幕を日本人に是非知って貰い
たいと思った。此は情熱無くして出来る事では無い。
此の内容は日本人に取ってに異常に仰天な事だろう。疑って然る
べき物と思うのも当然である。しかし真実が此の本の中に書き留めら
れている事に気が付いて頂きたい。
今後更に亜米利加と日本の関係は深まって行く。其の亜米利加は最
早嘗っての亜米利加では無い。ADLと云うに恐るべき犯罪組織が
亜米利加を支配してしまっている。ADLは表向きには『人権擁護委
員会』等の看板を掲げ、差別反対、人権尊重を唱えてはいるが、其の
中身はそれとは裏腹に犯罪組織なのだ」
此の本の第一部は、ADLが戦後45年の間に如何に日本に浸透し、戦略を立て、其れを実行
して来たかに就いて述べられている。
永野重雄氏と結び付いたアイゼンバーグ、ロッキード事件、更にはリクルート事件等も取り上
げられている。
第二部は、ADLが如何に亜米利加に浸透していったか、其の結果亜米利加が如何に深刻な事
態に為っているかが多くのデータと裏付けに拠って書かれている。
其処には亜米利加の多くの事例、多くの事件、そして多くの人物の名前が出て来る。
此等は日本の読者には馴染みが無く、難解であると思えるかもしれないが、将来必ず役に立つ
事は間違いない。亜米利加で今起きている事が、将来日本に於いて起きないと云う保証は何処に
も無い。其れ所か必ず日本に起きると考えて良いであろう。
難解な部分にも挑戦し、その内容を理解し様とする事が、二人の筆者の言葉「此は情熱無くし
て出来る事ではない」に応える事になるのではないだろうか。
その一部分を抜書きで、ADLの正体
犯罪シンジケートへのイスラエル囲い込み
参考HP
悪魔ダビデの戦略
ユダヤ教タルムード思想