天の奇蹟についてエル・ランティ元大王様(ユダヤ教・基督教・イスラム教等の元天帝様)

地上の人々が、あれほどの酷暑に苦しめられた日々が徐々に遠ざかり、日中も太陽光線の日射しが弱まって、千乃様と共に旅するキャラバン隊の隊員に加わる疲労も少しずつ軽滅されてきております。
周 囲の自然の佇まいも見る毎に変化し、涼感と落ち着きの秋の訪れを告げるものとしての装いを見せてくれます。この季節による自然の変化は大旨、毎年定まった 形式とリズムとパターンであるのに、正法者間の人の心の在り方は何故この様に捉え難く、浮草のように無定見、無節操であり得るのか、思い至れば、只嘆かわ しいのみです。
千 乃裕子様の愛弟子であった筈の人々が、この3年来師を裏切り続け、それも民青などによるS波攻撃がどうやら7、8年前より千乃様宅や身近に加えられ、正法 者との交流を阻害し、少しずつ歪めて、千乃様個人への不信感を訪れる人毎、その都度抱かせ、醸成させていた疑いもあるのです。
そ れは、千乃様やラファエルにとっても識別し難いものでしたが(当時は悪霊の介入の様に思えましたが)、今振り返り見れば、やはり霊の現象のみではない、S 波攻撃による定常現象であると断定し得る、異常な様態が多くあったのです。一昨年の背反者が中傷のこれ迄の千乃様の転居は、総てそれに起因しております。
虹 暈を見せられて””虹暈報告”と題して、『天の奇蹟』に掲載された一連の写真を提供の三浦慎三さん(カメラマン)も 集いとの誤解が生じて絶縁、一人住まいであった所、91年に病因不明のまま変死したとの報告が最近もたらされ、それは民青などのS波攻撃により、殺害され たのだろうと千乃様を通じて伝えました。
他 にも東京都圏で且ての千乃様の様に、マンションに住む母子の二人住まいで、十年来S波攻撃を受け続け、母親は吐血して亡くなったにも関わらず、医師には原 因不明で会った事、最近かなりの優秀な反共学者が60歳代で心疾患で亡くなるなど、S波による殺害と思えるものが多く出て来ております。
警 察官の偏見とイデオロギー犯罪の放置、国際的な関連があると見れば、必ず手を引き、保身に走る昨今の警官。日弁連等の左翼系でなく正統なる司法関係の弱体 化が、日本のこういった最新科学兵器を駆使する左翼ゲリラ勢力を益々助長拡大させ、現在日本は無法化しつつあるのです。
そういった社会の現状に疎い正法者の一部は、例えば西沢徹彦氏や辻大介氏の様に、天上界を除けば、 次なる”救いの手”として、異星人グループとその仲介者に縋り、安心感を得ようとする定見のない人々が、何とかして千乃様を失脚 させ、千乃様と常に共に在る私共天の者を否定して、支配欲、権力欲を満たそうとし、その偽我により、自ら悪霊を呼び込み、背後に悪霊を背負って、周囲にエ ル・ランティの法(千乃正法)と正法グループを崩壊させようと働き掛ける。
西 澤氏など以前より、常に善霊と悪霊の区別がつかず、よく千乃様に叱責され、是正されておりましたが、今回どうやら自負心が強く成り過ぎて、私が、氏を離れ た事にも気付かず、”異星人との交流”を誇り、その実以前から支配していた悪霊を、谷田三枝氏の如く、善霊と主張して止まず、あ まつさえ、左翼ゲリラの存在を否定し、千乃様を誤った天との交流と断じて、引退しろと説得に掛かる始末。しかも全くの常識外れの見解を千乃様他周辺に表 明、笑い者になっているという現状です。他方、辻氏は現千乃正法を潰せと悪霊に指示され、(これも私他異星人の善霊が離れて、すぐ様悪霊に想念を支配さ れ、操られて)直接関係のある正法者1個人を脱退させてしまう”背反教唆”の罪を犯しています。
それもこれも総て背反、追放された松本弓(正平)氏の悪影響を受け、彼のS波への無理解から、天と千乃様を軽んじ、恩を仇で返すが如き、目にし、耳にして、知らぬ間にそういった事柄を当然と受け取り、習得してしまったのでしょう。
西 澤氏は松元氏とあまり親交はありませんでしたが、彼はビリー・マイヤーに傾倒し、霊であれ、三次元の実在であれ、異星人との交流を求める余りに、千乃正法 を軽視するに至り、ラファエルと私を同一視したり、千乃様と自らを同格に見放すという誤ちを犯したのです。しかも数名の正法者にその自説を容認させ、正法 グループから切り離そうとしました。これによって、彼の今迄の功績に対しての天に於ける高い評価は失われました。
脱 退し、偽メッセージを諸々方々に送り付けた谷田・太田夫妻は遂近日、近隣の集いの一正法者から千乃様に伝えられた所によると、谷田氏は京都の集いの頃か ら、頭が高く、ガブリエル偽メッセージの頃(1984年6月)には、周辺に、正法はフリー・メーソンや悪魔教を真似なければいけないといった、如何にも悪 霊支配の如き奇妙な発言があったそうです。そしてその霊は京都の頃からの同一霊であると力説したのですから、これは最初から悪霊に憑依されていたと考えざ るを得ません。
天としては当時天のメンバーの不足から、いつも京都にのみガブリエルを行かせる訳にはいかず、しかも毎回ガブリエルの現象(口述筆記)を得たとの報告が後日谷田氏からあったので、これは悪魔・ダビデの復活か、その同レベルの凶悪な悪霊かとの疑いが残りました。
今現在谷田偽メッセージが悪魔・ダビデ主導のものであるなら由々しき一大事ですが、どうやらそうではないようです。米国の聖霊教会を牛耳る悪霊が、フリー・メーソンや悪魔教を口にする彼等に目を付けたのかも知れません。
勿論この様に多くの正法者に偽メッセージを送付し、一部を離反させたという理由で谷田・太田夫妻は消滅を宣告され、辻氏も手を束ねて正法の崩壊を願い、距離を置くというのであれば、(一人古い会員を教唆した事もあって)消滅を宣告せざるを得ません。
終わりにもう一つ、マイヤー氏の著書を引用している宮園氏原稿を目にして(『JI』誌既刊掲載)、聖書に関連して大変な誤報を発表してあり、これは、天より修正をする必要があると見放します。マイヤー氏関連の記事です。
曰 く、「1963年にカトリックの神父により発見された『タルムード・イマヌエル』は古代アラメア語で書かれ、イマヌエルの本当の墓穴の岩板の間に置かれて いた。」「イマヌエルの誕生について、『マリアはイマヌエルの母で、彼女は神秘の守護天使、天孫ラシエルの遠い祖先(天孫ガブリエル)によって妊娠させら れた』」「イマヌエルは半死の状態から薬剤と人間の手当によって回復し、北方インドへ行き、教えを広める。110~115歳で普通の自然死を遂げ、カシ ミール、インドのスリナガルで埋葬された。」とありますが、誰が何処で事実を間違え、ねじ曲げたのか、これは全くの誤りです。『天の奇蹟』下巻に述べられ た悪魔・ダビデの提案により、大天使ガブリエルを装ったダビデがイエス様の誕生に関わって、人工授精の方法でヨセフとマリアの間に産ませた第1子である事 実は変わりません。
又、イエス様の死についても、私達が『天の奇蹟』下巻に証言した通り、十字架上の死を経て、埋葬と天のエネルギーによる復活と、私達による水葬が行なわれ、又、その死を証する聖衣は科学的な検証により真の聖衣である事が証明されております。これは動かぬ事実です。
又、 それから類推して、ユダ・イスカリオテ著の『タルムード・イマヌエル』なるものの信憑性はかなり薄く、パリサイ人の息子ユダ・イハリオテなる人物の検証 (又、ユダ・イスカリオテはイエス様の115歳より長寿を全うした後、この著述をした事になり、全くの現実味に乏しいものとなります。)も行われねばなり ません。その傍証となる記述が何れかになければならず、これは、当時の弟子達、或いはイエス様の御家族、御親族などが復活の奇蹟を信じ、水葬を知らず、生 存のの記録作りを誰かにさせた。或いは後年にイエス様を慕う人々によって、こういった物が捏造され神の御子、神なる者に死はあり得ないと信じ、イスカリオ テのユダの自殺をも知らず(信じず)、捏造した。或いは巻物が書かれた当時まだ生存の人の名によって書かせるのは偽造になるので、反って死者の名を借り て、事実と全く逆の事どもを書き連ねれば、一つの歴史的な事実として、残し得る(反論する者が居ないということから)と考えたのでしょうか。復活の後、再 び天に昇り、霊となるのでは人々の奇蹟願望と夢を叶えるものとはならないーーというのが動機であるかも知れません。
ユ ダヤの王とならねばならない”との重いが、実在でないパリサイ人の息子ユダ・イハリオテの裏切りがイエス様を十字架に付けた。ユダ・イスカリ オテではないーーといった迷説を書き残し、神の子の真実を「何枚もの聖衣の偽造」同様に、全くの虚偽の記述によって隠蔽しようとしたと見ます。

* * *

千乃裕子様とキャラバンのメンバーについて言えば、古いメンバーほど松元弓(正平)氏による影響を受け ており、現在もS波攻撃があると作業の手抜きや、失念によるミスの繰り返し、防御手段を疎かにする、といった天と千乃様への裏切り行為に走り、新しいメン バーはそれを真似て、道義に反する、非人道的な扱いを為し、千乃様を心身共に苦しめております。その者達は天の怒りを知らず、果ては消滅される運命にある 事を自覚していないのでしょう。
こ の様に大半が、左翼ゲリラと戦わず、反って千乃様の死をもたらすような事になれば、私、エル・ランティは、人類の祖に与え、4500年余の歴史を通じて伝 承、人類の心を救うべく、天の死をも、辞せず守り抜いたエル・ランティの法(現千乃正法)と共に、日本のみならず、全民族、全人類を一挙に滅ぼしましょ う。地上に一人も地球人としての生存者がいなくなるまで。その後地球は、同盟星間の悪霊、善霊及び肉体を持った異星人の闘いの場となり、何れかにより、地 球は支配される事になるのです。いずれが勝利するか、支配権を勝ち取るか、予測は出来ない現状です。
一 に今、キャラバン・メンバーの正しい認識と、左翼ゲリラとの闘いへの誓いが望まれるのです。現在の彼等はリーダーも含めて、左翼の変質者グループのS波攻 撃があると、直ちにまるで操り人形の如く、左翼ゲリラ(変質者のグループ)の思い通りに行動し、千乃様へのS波攻撃を増幅するような手抜き作業と防御シス テムを手薄にする事ばかり考え、計っております。
私達に最も近く集って、天上界への最短距離の場所で働きを評価される幸運な位置にありながら、それに、思いを至さず、千乃様のあら探しに来るような不逞なやからに天の恵みがあろうはずはありません。
この人々は、私やラファエル、純粋霊域の最高霊であるグラスグリアム・アール様がいつも千乃様の身近にあってお守りしている事を知らないのでしょう。千乃様に冒涜的に振舞う事で天をも冒涜している事を知らないのです。まことに救い難い人々です。」

 

トリノの聖骸布への疑いと反証千乃裕子

ジャンヌ・ダルク男性説に続いて第二の愚説ーー13世紀や14世紀に画家がリネンの上に描いた像だと か、イタリアの人類学者ピトリオ・デルフィノ教授(パリ大学)によれば、石膏の像の上に布をかぶせて、その布を摂氏210~220度で30秒間あぶれば、 百枚でも二百枚でも出来ると、これは全く非科学的な説を本にし、56年末に発刊したとの事。教授という地位があえrば、如何に拙劣な説でも世間は注目する ものだと感心致しました(『希望と愛と光』1981年11月号参照)
ヘ モグロビンの反応を示す血液の跡、その流れの方向、むち打ちの跡、ユダヤ人の容貌と30歳代の身体、各所の聖書記述通りの、数迄一致する傷跡、槍や釘の 跡、まぶたの上に置かれたコインの大きさと形の跡、当時のパレスチナで生えたとされる不毛地帯植物の花粉と(死海やネゲブ周辺の典型的な植物)布があちこ ちに運ばれ、隠されていたとされる歴史通りの場所や国の植物の花粉。あらゆる可能な、そして厳密な物理化学的測定と調査(炭素14法による年代測定を除 く)研究に基づき行われたNASA科学者チームによる発表ですが、(『UFOと宇宙』82年新年号参照ーー参加者学者名不明、1980年10月、40名の 科学者が5昼夜にわたってテストを行う、とある)デルフィノ氏説に関する産経記事(1981年9月28日朝刊)に同時に記述されておりましたが、米国物理 学者、ケネス・スチーブンソン、ゲアリー・ハバマス両氏及び、40人の学者が聖骸布を鑑定、本物と断定を下した同じ説の新資料でしょう。両氏は布の写像が 自然現象では説明出来ない熱或いは光の照射で生まれた物としながら『UFOと宇宙』誌のNASAチームは、顔の輪郭などの立体像がどの様にして克明に布に 写し出されたかは謎としております。密着していただけでは説明出来ない立体的なものとの事。
し かし布に描かれた画像でも14世紀に偽造した物でもあり得ない、余りに多くの証拠が分析によって発見された事は当然過ぎる程当然です。中世の科学技術にも 知識にも、キリストが十字架の上で苦痛を和らげる為にしばしば伸び上がり、それによって生じた血液の流れの角度、脇腹を槍で刺された時にほとばしり出た血 の流れの跡ーーーそういった物を偽造する術は皆無し。現在でも、これだけ多くの事実を裏付ける為に聖骸布をそのまま偽造する事は、実物がなければ不可能な のです。それは結論づけられない学者は石頭でしかありません。(82年3月)



十字架上の死及び復活を示す”聖骸布”実験に先駆けてのヒントと解答千乃裕子

実はこれについては、第4巻『天の奇蹟』下巻発刊まで発表しないと心に決め、『JI』誌にもそう断言し ておりましたが、NASAでは(前述の科学チーム)来年辺りにトリノの教会が炭素14法テストに合意するだろうと言っておりますし、こちらはまだ中巻も製 本に掛っておらず、下巻が出るのは一寸時期が判りませんので、方針を変える事に致しました。セルメスシリーズ第3巻『エルバーラム(天使の群)』にも同様 に発表致します。
真 偽論争が現在の実験方法で果たして正しい解答を得、終止符が打たれるかどうかに疑問を生じてきた事もあり、一方こちらに先んじて万一正しい解明が得られた 場合、私達の出る幕がなくなります。つまり、真実を知る天上界高次元の方々が自ずからを証明する場を一つ失い、私にとってはこれは耐え難い事です。偽メシ ヤ、宗教宗派及び非良心的なマスコミが勝ち誇る機会を虎視眈々と待ち構えているからです。
さて、前掲のUFO誌82年新年号によりますと、40名の科学者がテストを行い、どうしても謎として解明を待つ事柄に、
1、一体どの様にしてその像はリンネルに付着して、完全に立体的な像を形成したのか。2、このリンネルに、どの様にして奇蹟的な立体像が現れたのか
の2点があります。
彼 等はもし布が人間の顔に直接に押し付けられたら、出来る像は歪んだ物になる。そして一つの実験をやってみて、一人の男の顔に油を塗り、その上に布をかぶ せ、その布を焦がして像を得たが、随分歪んでいた。その理由は立体的な物体を二次元の物に投影したからで、結局1、2の論点は謎のままであると書いており ます。
又、 像が押し花のように紙の間に挟まれて押し付けられた葉の様に見える。そして実際に押し花は、本の8頁を通してしみを残しており、それは押し花が紙のセル ロース繊維によって吸収される自然の化学作用、というよりも酸化作用によってシミが生じている状態だ。その場合、歪んだ像でなく、正しい像が付くはず、だ から写像は自然の経過によって起こったに相違いないと推論するチーフ・カメラマンも居ります。
しかし、彼等がケネス・スチーブソン氏とゲアリー・ハバマスの両氏と共に働き、両氏の結論を知っての上で語っているかどうかに疑問が湧きます。何故なら、スチーブンソン氏とハバマス氏の結論がずばりその解答であるからです。
私 はご存知の通り、物理学者でも何でもなく、正法活動と機関誌編集他で、全くの忙しい日を過ごしており、実験器具もなければ設備もなく、専門的な化学実験の 方法も知りません。そして正法者の中の専門家にこの実験を依頼し、今年中にそれが可能であれば天の言われる条件を満たし、証明する実験結果を得たいと望ん でいる段階です。
ミ カエル様の言われる実際に起こった事ーーイエス様が安息日に埋葬を禁じられているので、金曜日の午後3時頃息を引き取られてから3時間位して十字架から下 ろされ、その後1時間程掛けてようやくその近くの新しい墓に仮安置され、型通りに亜麻布で全身をおおい、布ひもで数ヶ所をゆるくくくり、腹部と布の間に没 藥と沈香の入ったつぼを置いて、塗油もせず(*)、埋葬の儀式もそこそこに、弟子達や母マリア及び弟妹達が帰宅し、安息日の始まりにようやく間に合ったと いう事が、『聖骸布に基づく十字架の道行』モンシニョール・ジュリオ・リッチ著、『聖骸布』ガエタノ・コンブリ著、ドンボスコ社及び新約聖書の4福音書、 マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ伝にかなり詳しく書かれております。
(*)アロエ、没薬、沈香他香料が、塗られたと聖書にあるが、塗る暇はなかった。だから血痕がそのまま残されている。流された血の跡もそのまま。それがイエス様御自身を証明した。(編者)
し かしイエス様が墓に安置されて安息日の次の日、日曜の明け方に、マグダラのマリアがイエス様の復活を知る迄に大きな石で戸のように蓋をされた岩の墓の中で 何が行われたかを語れるのはイエス様の復活を可能ならしめた当の天使方(現在のミカエル大王様他の元大天使方や天使方)以外には無い事を読者の皆様も納得 なさるでしょう。
ミ カエル様はこう言われます。十字架上の死を苦痛少なくする為、頭頂部から間断なく電気的刺戟を与え続けた後、息を引き取られて一時間、死後硬直が始まる寸 前迄、あまりの凄惨な死を実現させたショックと悲しみに只、ぼんやりと見ておられた。イエス様の魂は身体を離れず、そこには人々のすすり泣きと号泣の声と 真二つに裂けた神殿の幕屋を見て恐れた兵士や見物人を支配した不思議な静寂が、ミカエル様達にも次に為すべき事を忘れさせた。
そ して我に帰り、イエス様の魂が身体を離れない様に、永久の死が肉体に訪れるのを防ぐ為にあらゆる意志の力を働かせて、四方八方から天使達、大天使達、総数 20人位で光でもあり熱でもあるエネルギーを与え始め37時間余(聖骸布に包まれてから34時間余り)そして復活されてから2時間余り、続けたと言われま す。イエス様を心の底から敬愛しておられて、その死をサタン・ダビデの残虐非道な仕打ちで迎えたミカエル様の胸中は誰に説明しても理解してもらえない、張 り裂ける思いに満たされていたと言われます。イエス様を間接的にしか知らないキリスト教徒があれほど慕い、十字架の死を悲しむのですから、ミカエル様の悲 しみは、他の誰よりも深く、傷つき、心の血を流し続けられた物であったでしょう。そして天を仲介する者のこのような死は二度と来たらせまいと固く決意され たのです。それは不幸にも悪魔・ダビデの飽くなき悪の野心と謀略で、覆させてはきましたがーー。
即ちこの与え続けられた電磁エネルギーが(カロリー値は後に実験で割り出されます)筋肉賦活に役立ち、細胞を枯死させずに済ませるのにその役割を果たしました。
墓 に横たえられて2時間ほどして、イエス様の魂は抜け出てしまわれ、死体は筋肉細胞だけが生かされている状態になったとの事です。そして34時間、日曜日の 明け方5時にイエス様の魂に身体に戻るように言われ、イエス様は聖骸布を出られ(*)墓の隅に隠れて立っておられた。そこにマグダラのマリアが友人と現 れ、その時大天使方は封印を切り、石の戸を転がされた。マリアに話しかけられたイエス様は霊体でした。再び抜け出られてーー。御神体は天使方が支えまし た。
(*)一説に”布をたたむ”とあるが、復活の状態では立ち上がり、、歩く以外の動作は不可能、と天上界の証言あり。(編者)
そ してマリアが再び勇んで弟子達の所に報告に行った後、復活の証として、イエス様の御身体を、魂が入られ、動かす奇蹟が行われたのです。体温を保ち、筋肉が 硬直しない為与え続けられたエネルギーが細胞を死なせず、容易に動かし得たのです。それは生理学の実験でも可能である事を、小動物の実験から専門家でなく ても納得しうると思います。
何度も立ち止まりつつ人目を避けた道を2時間後にイエス様の身体が、要約行き着ける場所、ベルツ河岸に着く迄動かされ、歩かされて、そして水中に沈められました。その日の夕方以降弟子達に合われたイエス様は全て霊のお身体ーー魂であったのです。
奇蹟その物は経過だけでは大した事には見えなくても、ここに聖骸布に写し出された立体像の秘密の謎解きのヒントがあり、解答があるのです。
聖 骸布が、ゆるく覆った状態で、全面に密着していなかったから余計に鮮明に映像が写し出され、それが写真のような平板なものではなく、レントゲン写真の様に 立体的にイエス様を前面、背面の細部にわたって写し出し、しかも強い放射線でなく、普通の辺りに存在する電磁エネルギーで行なわれたが故に、布と肉体との 距離に忠実にネガフィルムを布上に作り出し、レントゲンフィルムのように骨のみを写し出す事はなかったのです。広島の爆心地近く、とある銀行の石段に腰掛 けていた人物の影が丸味もそのままに、くっきりと焼き付けられていたーー放射線も含めて電磁エネルギーはそのような作用もするものです。しかし勿論これは 重ね合わされた部分は写し得ず、布に面した部分のみを写し出すのは電子のメカニズムからみて当然の事でしょう。只レンズを通したのではないので実物大の写 像、立体像が現れたのです。
ト リノの聖骸布のみがネガの役目を果たし、他の聖骸布は一枚もその形で残されてはいないはず。何故なら、イエス様のみがその様に長時間布を通して電気エネル ギーを与えられたからであり、又、写像はスチーブンソン氏とハバマス氏の説の通り、自然現象では起こり得ず、熱或いは光の照射によって生まれたからなので す。たとえ全面的に密着していても、押し花のように上下から重石がなければ、平面的な歪みの像であっても似た物は出せません。
そ して聖骸布にイエス様の立体像を写し出す為に何らかの工夫かなされたわけではなく人によって”偉大”という表現をしようと、 ”何んだ、簡単な”と表現しようと、それは”イエス・キリストの復活を実現する過程での副産物”であっ たのです。しかも死海周辺地域の強い電磁波の偏在するパレスチナでこそ可能であったのでしょう。(『天国の光の下に』284頁及び『エルフォイド(天使の 冠)』156頁参照)
これらの事は専門的な数字、計算を用いて、改めて聖骸布実験の報告書として、正法者の専門家の方々に提出して頂き、『JI』誌、第4巻(下)などに発表しょうと思っております。
(1982年1月24日)

腎臓の癌に直る赤外線光線治療

聖骸布実験の成果 金漢◎

電磁波放射線と生物の誕生・進化の関わり合いについて

天使達(善霊)もかって、我等現代人と同じ様に一度この世を受け、後、霊となり、地球をユートピア(佛 国土)に築く為霊界、即ち天上界を作り、人類の意識(魂)進化向上の為、尽くしていらっしゃると教えている千乃正法から推察すれば、現代物理科学の見地か ら、生物の生命起源並びに進化と光線の関わり合いを考察するのは有意義な事と思います。
光 から生まれ、光で育まれ、光で進化して来た所のあらゆる生物は、将に「光の子」といえましょう。暖かい慈愛に溢るる電磁波エネルギーの光の天使になる為に は、宇宙法則に弁え魂の研磨を通して人格を向上、意識を進化させ、愛の教えの黄金律(モーセ様の十戒、ブッタ様の八正道と慈悲、イエス様の隣人愛・アガ ペーの愛)を、生活に生かした時、初めて得られる事を千乃正法で教えています。
天 使達、善霊と反対に、人生を通し自然逆行の生活をした人達は、電磁波エネルギーを獲得する事が出来ず悪霊と化し、青白い冷たい光(粒子線放射線)を帯び宇 宙秩序と調和の妨害者になっております(今、現在は科学の知識を持った悪霊でも、暖かい電磁波エネルギーを出すことが出来る。現象で善悪の判断するのでは なく、生活する方向性が共存共栄の道に歩いているのか、宇宙大自然の法則に添って生きているのか、社会の人達に生かす方向に生きているのかで判断する。全 てが救われる方向に考え出す法華経の精神が重要な位置に示している!忍)。

1、生命の起源と光線

生命の起源に関する問題は、生物学に於ける進化論と遺伝子工学、又は物理科学の発展と共に、人類が地球の外に出る事が可能となった宇宙時代なる現代、地球以外の天体の生物の問題とも絡んで科学の研究対象として注目を浴びています。
① ”
生物の起源”研究の歴史
生 物がどうして発生したかについては、古い時代から「自然発生説」がありましたし、中世紀にはパスツールが自身の実験によって「自然発生説」を否定し「全て の生命から」という原則を打ち立てたので、今日では古典的な意味での生命の「自然発生説」は信じられなくなったけれども、生命起源の根本問題は取り残され たままでした。
最近の生命起源に関する説
太陽の大爆発により分離して冷えて出来た地球の年齢波、大まかに45憶年位と考えられています。
現在と異なり、地球の大気はヘリウムと水素が主であって、太陽の光を受ける事によって酸化型の気体が増したが酸素は殆ど含まれておらず、水素・水蒸気・メタン・アンモニア・酸化炭素等が主成分でありました。
これらの物質が反応して簡単な有機物が作られるには、何かのエネルギーが必要で有ります。それが太陽光線や自然放電のエネルギーで有りましたここと電磁音波(テスラ波の関係を調べたい!忍。特に、酸素のない当時の大気は短波長の紫外線等は遮らなかったで、分子の活性化が容易で有ったのでした。
1950年、二酸化炭素と水素の混合気体に水を加えサイクロトンで加速したα粒子を当てると、酢酸のような有機物が出来る事がカルフォルニア大学で実験的に示されました。これは原始気体から得た最初のモデル実験で有りました。
その後、シカゴ大学でユーりー氏とミラー氏波、小さなフラスコの中にメタン・アンモニア・水素・水を入れ、放電させるとゲリシン・ゲルタミン等のアミノ酸や、プロピオン酸等の有機物が生ずる事を示しました。
長 期間にわたる偶然によらなくては出来ないと思われていたアミノ酸が容易に作られたかについては問題が多くの残っています。今日の生物の自己増殖系は、タン パクと核酸との不可分の関係によって成り立つが、この系がどのような経路によって生じたかは幾つかの説が出されていますが結論が出す事が難しいようです (後章の「生物の色と遺伝と光線」参照)。
ともかくも今日の生物に見られる重要分子の形勢過程に於いて放射線のエネルギー、特に紫外線が必要であった点については意見の一致しているところで、太古の地上に降り注ぎ生物を生み出す不可欠な条件であったと結論しております。

原始生物と放射線
地球上のどこかに自己増殖能力のある生物が一旦生まれれば、それらは活発に有機物を取り入れるので、忽ちにして有機物の不足が起こる可能性が多いのです。そこで恐らく、可視光線・紫外線(電磁波)エネルギー(この中に重力波電磁音波] を含む!忍)をうまく利用して自ら光合成する植物が生じ、その際、二酸化炭素等の分子から酸素を放して大気中に酸素分子として放出して行きました。その結 果、この酸素が今度は地上にそそいで紫外線を遮る役割を果たしたと考えられます。紫外線が強すぎた所では水中でしか生活出来なかった生物は、その後は広く 地上に分布を広げる事が出来、更に酸素を利用して呼吸をする生物に発達したもの、という考えが一般に認められています。
生 命の誕生に不可欠であった太陽の紫外線波、出来上がった生命には有害作用を与えて生物の住み家を規定しましたが、一方、この有害作用から免れる仕組みが生 物側にも生じて来ました。この事は現在の生物が実際に紫外線による障害から回復する仕組みを持っている事から解るのです。
こ の仕組と大気組成の変化による紫外線の吸収との結果、現在の生物と紫外線との温和な相互関係が成立っていると見離す事が出来ます。従って生物の初期化の要 因としての重要な点、つまり生命の水中での誕生と地上への移動を規定した要因賭しても、太陽光線の紫外線が大きな意味を持って来た事が解ります。
この様な光線(紫外線)は生物の誕生に不可欠であったばかりでなく、その障害作用によって後の生物の分布や行動などの運命にも絶対的な影響を与えたのです。
さて一旦出来上った生物が、その後の長い年月の間に多くの種に分化し、進化した事は科学時代の今日では疑う人もなくなりました。但し宗教の盲進者と狂信者を除いて・・・。この様に進化にとって光線、中でも電離放射線電磁波と電磁音波!愛は大いになる役割を果たして来ました。



2、生物の進化と光線

生物には色々な特質が有りますが、中でも遺伝子を備え、それらが複製する事によって同じ仲間を増やす仕組を持つ事が重要であります。
生物が進化し、たくさんの種に分化して来た原因の基本は、遺伝子の突然変異であります(内的な心情・意志を無視の言葉である。 生きて行く為に自分で変化させた事を云っている!忍)。色々の生物について調べてみますと、細菌であっても、人であっても、遺伝子は自然状態の基で、ある 頻度で突然変異をしている事が解って来ました。人為的に電離放射線をかけたり、突然変異誘発物質で処理すれば、この突然変異率は確実に増やす事は立証され た事実なのです。
一 方、現在の地球上では色々の線源に由来する放射線が存在しています。従って、もしも此等の自然放射線が全くなかったとすれば、自然の突然変異率はもっと低 いものであると思われます(これも判らない。全ての物質[生命体も含む]は、電磁波で出来ているという基本的な性質がある。電磁波[電磁音波的な性質も含んで]が基本であるから、宇宙には放射線はいつでも出ている!忍)。
この様に考える現在、生存する生物は自然放射線(光線)によって促進された突然変異によって、現在のように多様のものが生じ進化して来たものと見ても良いのです。
此等の意味からも光線は、現在の生物にとって極めて大きな意義を持って来たものという事が出来ます。
そ してイエス様復活の奇蹟と聖骸布の謎を解く鍵も秘められていると思います。天上界の天使達と雖もかって我等地球人と同じ様に光(電磁波!忍)のエネルギー によって誕生し、光(電磁波!忍)のエネルギーによって進化し育まれ、光のエネルギーの蓄積により霊体が構成され、善き条件反射を身に付ける事によりその 霊魂に電磁波エネルギー(電磁音波エネルギー!愛)を思う存分取入れる能力が備えられたので、光の電磁波エネルギーを何時も充満し、後輩の人類の意識向上と啓発の為、慈愛でもって惜しみなく使用して来られたものである事が理解できるのです。

3、生命現象と光線

人を含めて生物が今日生存するのは、謂わば過去において放射線のエネルギーが存在したお陰であります。そして現在でも人は自然の光線(太陽)を受けています。
しかしその線量はたかだか一年間に100mラドといった程度であります。この程度の放射線では僅に突然変異を増加させている事が考えられます。
しかし多量の放射線(粒子線)は生物に対してはっきりと有害な影響を与える事が知られています。現代の生物は色々な線量の放射線に対してどのような反応を示すかを現代医科学で知らされています。
そ れに反して、生物の生活に欠かす事の出来ない電磁波光線(太陽光線)とかそれに類似した炭素可視総合線(カーボン・アーク・ランプ)については未だ医科学 的応用にも研究されず未知のままになっていますが、数年前(著作当事1983年[昭和58年]からの意味!忍)93歳で炭素可視総合線の偉力について研究 し一生を終えた黒田保次郎氏(日本光線研究所創始者)によって「遺伝と光線」に関する文献(単行本)が出されたのが、電磁波エネルギーと健康回復に関する初めてのものであります。後章で黒田氏の「電磁波光線と病気治療の効果について」新理論を紹介します(表2参照)。
線量を過ぎた場合、生体に有害とされる放射線(粒子線)に関する事柄は省略し、ここではイエス様復活と聖骸布の謎を説く電磁波エネルギーについてに焦点をしぼり、考察する事にしましょう。
電磁波エネルギーの効力を述べるに先立ち、生体に備わる自然治療力と蘇生力(復活)について考察して見ます。


四、生物の自然治癒力と蘇生(復活)力について

「トリノの聖骸布」の物理化学的な測定と調査をしたNASAの科学者達は、始めからイエス様の復活(蘇 生)に関する問題は全然気にしなかった様であります。恐らくその問題については全く考えてもいなかったのでしょう。今までの宗教家は歴史を通して人類に非 科学的な創造論を教え込ませ、押し通して来ましたので、つい誰も異論(正論)を持ち出す事が出来なかったのです。進化論も自然科学も単に排斥して来たので したから誰も悟り得なかったのでしょう。
生物の生命力には、光線の恩恵により進化過程に於て自然治癒力と蘇生力が備えられています。イエス様の復活の真相を理解する為には人の生態に関する事柄も正確に掌握されねばならぬと思います。

1、人の自然治癒力について(要約)
外界環境に適応する順応作用
外界環境と協同する作用(植物と動物の関係)
補正作用(心臓肥大症)
内蔵器官の空間維持作用
神経反射による器官の保護作用
一方が障害の時、他方が代謝作用
有害物を排泄する作用
神経作用で全身を統率する作用
伝染病の免疫作用
局所の発育作用
外敵条件に反射する作用(瞳孔と光)
骨折時に新しい組織の再生作用
使わぬ器官の退化作用(盲腸・歯等)
病状即治療として働く生体の防御作用

等を上げる事が出来ます。生体に備わる自然治癒力(自然良能)に協力して増強する方策(正しい医療)を取る事なくして、人為的に誤って生体の作用を抑制する場合は愚行となり注N回復を鈍らせたり時に不能にした為s本意に自然淘汰の死を迎えるようになります(自然健康の五大正道=千乃正法に適う心身の健康法参照=『JI』誌10、11、12月号掲載)。

2、蘇生(復活)力について
路傍の草が踏み荒されて、どういう草か区別がつかない位、90%以上も形態を失いがらも一つの哀れな花をつけている風景を見かけた事があると思います。又油虫や蟻、ヒトデ、イモリとトカゲ類等が、体躯の一部を失いながらも再生する姿を見かけた事があると思います。
人類には彼等下等動物の様な旺盛な再生力とか復活力を期待出来ぬまでも、医師が下した死の診断後、24時間の保存期間を法律で義務づけられているのは、人命尊重と再生復活(蘇生)に対する考慮によるものです。
そ こで前記した植物や動物の例から見ても、人間も全く同じく呼吸を休止し脈拍を失しても、生存中に自律的(自動的)に働いていた敏感なる生きる機能(賦活 力)と自然良能の残燼なるものが人工呼吸とか電気衝撃法、又温熱とか電磁波光線エネルギー等を受けて、再び作動しうる事実を誰も否定する事は出来ないと思 います。例証として死者の髭とか髪の毛が発育(成長)している事実を見ましても、生体は存る時間生き続けているのを裏書きしています。
人 命尊重の上からも死者に一応、医学的救急法とか電磁波光線エネルギーを照射して見る事が人類愛から尽くすべきであると思います。それによって蘇生者の出現 も期待出来ると思います。死の診断を受けた人に電磁波光線治療器で蘇生させた四例が『JI』誌(1982(昭和57)年6月号に掲載されています。蘇生力 を増強する働きが電磁波エネルギーにある証拠として大変貴重な資料で存ります。

臨床編ーー

現在の医療で死亡と診断された者でも2~3時間内であれば、(可視綜合線)による光線治療をする事をお勧めいたします。その臨床例4例を次に記述する。
金 先生によれば、医師に「不治」として見放されたという多くの患者を光線治療して活気を取り戻し「これは不思議だ」と喜ばれる事がよくあるので、死亡直後な れば光線照射すれば(蘇生者も得られるであろうと)重症患者を治療する場合の信条として降りました。その第一例を作って頂いたのが西岡トヤ氏であります。
西 岡さんは腎臓結核で8年間安静療法に勉めたけれども治らずのおられた。ご主人と共に熱心なキリスト信者で日曜には欠かさず、ご主人に背負われて近くの教会 に礼拝に行かれた。それが光線治療11回で、蒲田の住居から日本橋の光線治療所まで独りで来られる様になり、6ヵ月間の治療で完全に良くなり、光線治療を 講習して、光線治療専門の療術師となられた、信念の人です。
当時(昭和58年度)74歳、新潟市寺尾新町5731で光線治療所を経営しております。・・後略・・
昭和34年11月13日午前 1時半、千代田区神田鍛治町の小沢さんというご婦人から電話で50歳の倅が死亡したので光線治療に来て頂きたいという要請があった。著者は「死んでからで は手遅れです。脈のあるうちなら良かった。それは私は75歳以後は夜間の出張はこちらの体力から出られない」とお答えすると、小沢さんは「先生、穴多産 は、いつもこの光線はよく効くから死んだ人を数名生かした。殊に神田神保町にも一人死んだ人を光線で生かしたのが居ると話したではありませんか。私は20 年間も苦しみ続けた胆石症を、あなたの光線治療で治して頂き、今83歳担った。倅は50歳で巣。倅の顔を見ると、死に顔もして居ないので光線治療器を自宅 から持って来て、電話をしたのだから是非来て下さい」と要請された。
小 沢さんにあなた様は今どこに居るのか、と聞くと、実は先程電話で、「今臨終だから病院に来るように言われたが、近親と親交ある人に来て頂いて看取りして、 看取りが済んだら倅は家に連れ帰るように申して待っていた。ところが看取りが済んだから仏を退院させようとしたら24時間は動かせないというので、己むな く順天堂大学病院までおんぶして来た」
看取りの近親者も、病院の先生方お婆さんが生かすのを見ようと40人も待っていて下さる。是非来て下さい」と訴えるのでした。
そこで「死去した倅金蔵さんの奥さんに著者の住居(車で往復20分の距離)へ来て頂き光線治療のカルテを与え治療上の注意をして上げました。
翌朝金蔵さんの奥さんから次の「喜び」の電話に接した。
あ れからカルテの通り、カーボンは3001番時ののりすを用い、集光せずに両足裏30分間、腰10分間、一号集光して下腹部左右、各5分間、背中部30分間 の照射をした。最後の背中部を20分間すると、死の患者のカラダが少し動いたかに見えた瞬間、大声に最後の背中部を20分間すると、死の患者の身体が少し 動いたかに見えた瞬間、大声に「何だ、少しも暖かくない、蓋をとってかけろ」と怒鳴った。
か くて1ヶ月光線治療を続けた所歩いて外出するようになりました。大体此の患者は(酒好きで)飯を食べずに冷酒を1日何回となく飲む。店では冬はサイ鍋ー夏 は鰻の蒲焼の看板の小料理店で繁盛しており、金蔵さんの机と並んで「銘酒の樽がズラリと並び」洋酒もビールも何時でも自由に飲める。その為肝臓硬変の診断 を受け禁酒するように病院から注意されておりましたが、患者は飯より酒は消化がよいと、毎朝オートバイで築地の魚市場へ魚の仕入に出かけ1杯傾けて帰り、 1日中1回も御飯は食べない。それ故背中がこって固くなると、毎夜背中部へ掛けて寝るのであった。
肝硬変には両足、下腹部、腰、背中部を光線照射するのである。殊に背中部は1号集光(蓋1つして)照射する事になっているのだが、金蔵さんは、蓋をとっていつも(熱く)かける習慣になっていた。
死の診断で失われた意識が、光線照射で蘇って、いつもより光線の温熱の弱いのに気づいて大声を出したわけでした。
第1例の上野さんの場合(抜粋省略)も大声で(母さん、水)と呼んでおりますから、死の診断後相当時間を経過しても蘇生すると相当の気力が増やすものである。・・後略・・。
4月壱拾弐日午前11時、肝 臓ガンで入院療養中のところ、今、危篤の診断をうけたからと出張治療を乞われたので行ってみると、その病院は、最近新築された4階建で2棟の1つで1階 ~4階まで乳母押車も自由に昇降出来る歩道付きのもので患者は4階の個室に居られた。松尾さんは67歳でした。・・中略・・
其 の翌日看護婦が経過を検診に行くと、患者は看護婦に対し「私は昨年の11月より入院して(最高の治療料を払い6ヶ月間も治療を受けたけれども、段々悪くな り、昨日は遂に死亡の診断を受けた)もう病院のご厄介にはならないから、脈も体温も診て頂く必要はないと先生方に申上げて下さい」と検診を拒絶した。
付添の近親が止めたが、この看護婦ばかりでなく、蘇生の噂を聞いて訪ねて来る人毎に同じ話をするので、病院も処置に困り、早く退院するように勧告された。
元 々此の患者は注射ー輸血に際し血管が出ないので、2棟の病院勤務で注射の巧みな看護婦を、代る代る特別に頼んだ関係から、看護婦仲間に知られていたので 「あの患者が蘇生した」と云うことの評判が特に広がったのである。しかし、大声で話は出来ても身体を動かす事は出来なかったが、特別に厚いスポンジの敷物 を造り、その月26日、都内江戸川区平井3丁目2018の自宅に無事退院した。
<註>退院後異観ながら50日位で逝去されたと仄聞した。
此 の4例は、何れも医師により死亡を確認され、診断後1時間以上経過後に光線治療せるもので、この内の三例は、病院で医師の目前であり、一例は、三名の医師 の診断による。殊に2例は、蘇生せる患者各々自身の要求事項を大声で明確に表示している。11歳の子供は「母ちゃん水」と叫び、50歳の小沢氏は「何だ、 ちっとも暖かでない。蓋を取ってかけろ」と叱咤した。
<註>50歳の患者の母は「胆石症」で光線治療器を求め、自宅で治療していた。
其の機器で、死の患者も常に肝臓治療に背中部の光線照射治療をしていたから、
蓋をせぬと温かで蓋をすると温度が低くなる。その際は、患者のカルテ(診断書)
に蓋をして照射するように指示しており、背中部に当る温熱が低温だったので、
蘇生と同時に正しく感覚も復活したのであった。

我々の日常生活中、目に触れる植物の蘇生力、即ち、路傍の草が踏荒らされて、草の名も 分らぬ姿の90%も失いながら、哀れな1つの花を付けている風景、人類には彼等のような強い復活力を期待できぬ迄も、死の診断後24時間の保存期間を、法 律上義務付けられているのは、人命尊重と再生の期待に対する考慮によるものでしょう。
そこで、前記せる植物や動物の例から見ても、人類も、呼吸休止し脈拍を失しても生存中に自動的に動いていた敏感なる生きる機能の残燼といったものが、「可視綜合線」を受けて作動し得る事を否定する事は出来ないのではなかろうか。
可視綜合線は無害であり、②簡易に何人にも出来る、③又費用と時間を少なくて済み、④24時間の存置期間中に出来るという好条件にあり。
人命尊重の上から、病死者には一応光線照射する事こそ、人類愛からも尽すべきであり、著者は蘇生者の続々出現するを疑いません(『遺伝と光線』黒田保次郎著より抜粋)。3、蘇生力の実験例
(1)小動物実験例
<例1>子供が学校帰りの路上で商人より買って来たひよこを剰り可愛がり過ぎて、死んで行くのを悲しい目つきで見つめておりました。子供を慰める為に家庭用の炭素可視綜合線治療機(電磁波光線)にて照射した事がありました。
眠る如く目をつむりしゃがんで死にかけた雛が、3001番と5000番のカーボン(近赤外線と可視光線)を組合わせ照射しました。5分程たって雛は目をあけました。10分程たつと立上がり辺りを歩き回り餌をあさりました。
<例 2>金魚鉢に子供が手を入れて可愛がる行いとして虐めた爲、金魚が水面に腹を横たえ、死にかけたのを見つけ、子供に注意をし、素早く炭素可視光線機をかけ ました。7、8分程過ぎて腹を横たえたまま泳ぎ出しました。光線を続けてかけながら尾鰭を軽く摘んで振動を与えますと、手を滑り抜け泳ぎ廻りました。
(2)医学的臨床例
つい最近まで動物の肝臓を摘出すると小動物の場合は1ヶ月位で死ぬとされていました。それが最近になって人間の肝臓を全部は摘出は出来ないけれども、90%程度まで摘出しても死ぬような事はなく、何年か経過すれば肝臓は大体原形に再生回復する事が解りました。

五、電磁波光線エネルギーの医学的効果について

自然が人類にもたらした最大の恩恵と言えば太陽と水であるが、その太陽光線を疾病の治療に用いる事を最初に提唱したのは、自然療法(自然医学)をモットーとした医聖ヒポクラテス(Hipokrates 460370B.C.=エホバ様の本体)であります。
しかし光線療法そのものは、神の神の愛が太陽の恩恵の如しと教えを広めたアモン神(エル・ビルナビル・カンタルーネ様の本体)より由来し、その後太陽崇拝の形式となり、エジプトの歴史に現れております。アメノフィス4世(AmenophisⅣ 13751358B.C.)が、その家族と共に日光浴をしている彫刻が残っています。
そこに描かれている太陽光線からは矢のように光線が拡がり、その矢に生命という意味の文字が書かれています。
近代化学物資の目覚ましい進歩と共に、自然物理療法の適応範囲が縮小された感がありますが、薬害問題が多く惹起されるにつれて、自然療法とか太陽光線(電磁波エネルギー)が吾らの健康を維持し生命を育むという健全な考えが、心のある人をしてせしめるようになりました。
化 学物資である医薬で治せない内因性諸病や文明の公害による疾病が、自然療法の自然食とか光線療法等によって解消されるという実例が多くなるにつれて、物理 療法の適用が再検討されるようになりました。本来はきっと、薬物療法より物理療法を重視する時代に移り変わる事と思われます。

1、光熱エネルギーの生理的効果
外部から光熱を当てると組織に吸収され、熱の発生の外に化学変化・電離・解離現象・蛍光現象等を起します。
生理的にみれば、組織温の上昇・血管の拡張・血液循環の促進が起ります。
組織の温度が高まればその部位の代謝活動が盛んになるので、血管は拡張する事になるのです。多くの毛細血管が開き血液が流れ、毛細血管圧が上昇します。其の結果浸透圧が増加します。熱の幾分かは深部組織へも伝わっていきます。
熱の適用箇所は過度に温められる事になりますが、血液がこの熱を他の部位へ持ち去っていくのでうまく調節が行届くのであります。汗腺が刺激される為皮膚は湿り気を帯びます。
又炎症部位に光熱を用いると、白血球の食菌作用が増加します。もし全身の体温が数時間にわたってかなり高まれば、白血球は二万或はそれ以上に増えるのです。
鎮静・鎮痛・筋緊張の三つの効果は温熱によるものです。鎮痛効果は温熱が表在部から深部にかけて組織温度が均等化される為であります。

2、光熱エネルギーの適用方法
治 療に利用される熱は、放射熱・伝導熱・転換熱の三つに分けられます。放射熱とは電磁スペクトルの赤外部の事であります。波長7、700Åから 14、000Åのものを”近赤外線”又は”短赤外線”と呼び3㎜程透過します。14、 000Åから120、000Åのものを遠赤外線又は長赤外線と呼び皮下1㎜程透過します。
伝導熱は熱を直接、体に当てるやり方の事で、色々なエネルギー源を体内で熱に転じさせる間接法を取るジアテルミーがそれであります。高周波の交流を使えば熱が深部組織まで届きます。

3、電磁波エネルギーの臨床効果
鎮痛作用=第二度火傷(水泡が出来る)も1時間照射で鎮痛しま す。モルヒネも効かない胃痙攣の痛みも10分程の照射で止りますし、足を切断しなければ治療が出来ないというアレン・バーガース病(脱疽=壞疽)の痛みも 1日10分間照射で2回目から鎮痛し、1ヶ月で傷が治り新しく爪も生えてきました。
止痒作用=かゆみがひどい湿疹が局所に1日5分間照射2回目で治った例があります。
温熱作用=赤色光線及び赤外線の温熱線で温めれば痛みも和らぐ為神経痛も筋肉痛も止ります。
深謝代謝促進作用・肉芽形成促進作用=細胞が賦活され、肉芽の形成が早くなり表皮もこれに伴って速やかに生成されます。
血圧正常化作用=血流が良好になり、高血圧は低下し、低血圧は上昇し、正常血圧になります。
腫脹・硬結の吸収作用・化膿阻止作用=光線の温熱作用により血液循環が改善され腫脹は吸収され、化膿・炎症を拡大せずに済みます。
殺菌・消炎作用=紫外線に属する部分が皮膚表面層に附着した殺菌に対しては直接的に、又は深層に侵入した細菌は生体の抗菌力を増強して間接的に細菌の生息条件を悪くし体外に排泄する働きがあります。
増血作用=紫色光線及び紫外線は血液中の白血球、特に多核白血球が増え、又血色素や赤血球も増加し、貧血を治療します。
解毒作用=紫色光線及び紫外線には蛋白質の凝固作用があり、時に は溶血作用を呈し、これに赤色光線及び赤外線の温熱作用と紫外線の血管拡張作用により血流量が増加し、体内に不適当な化学物や刺戟物、時には細菌等の破壊 及び体外への運搬が促進されるのです。即ち解毒作用があります。
ビタミンDの生成作用と化骨促進作用=可視光線は照射を強力に行ってもビタミンDの生成が過剰になると云う事はないのです。
体液の正常化=可視光線照射によって血清中のCa(カルシウム)が増加する事は柳澤文正博士等の実験でも明らかであります。光線は体液を弱アルカリ性に調整するのに大変有効であります。
神経刺戟作用=皮膚の自律神経末梢(鍼灸の経穴)を光線で刺戟する事によってそれに関連せる内臓の機能を強化します。又、運動機能低下とか、運動神経が麻痺したりして半身不随とか小児麻痺なったのも改善します。
排便・排尿・熟睡も正常になり、精神的にも安静得る事が出来ます。
体質改善作用=長時間継続的に光線を照射する事により、特異体質、過敏性体質(アレルギー体質)・腺病質体質・無力性体質・卒中型体質の改善が期待されます。

以上が電磁波エネルギー(可視綜合光線)の臨床効果であります。ここでイエス様の復活に天使達の電磁波エネルギーが奏功した事実を認め得ると思われます。

六、電磁波エネルギーの刺戟による神経興奮伝達と筋肉縮の機構(復活の原理を探る)

1、神経の機構
神 経に機械的・物理化学的・温熱的・電気的等の刺戟を加えると神経の被刺激性(irritability)によって興奮という反応衝撃、つまり電気的には活 動電流(actioncurrent)や活動電圧(actionpotential)が見られ、神経に沿って興奮の伝導が起ります。
この神経における興奮電気の発生は、ドイツのデュ・ボア・レイモン(E.duBoisReymond)によって系統的に研究され、更に進んで筋神経の動作に伴う電気発生も研究されました。その後多くの医科学者によって、神経の興奮伝導とその機構が研究されています。
生体が興奮刺戟によって運動エネルギーに転換する過程は簡単でないので、これに関する分析考察が多くの研究者によってなされました。
生体が刺戟を受入れて刺戟効果を起す事を可能にする為には、これを受入れる事の出来る被刺戟性が必要であり、興奮作用により、興奮が今起される為にはその生体に興奮性(excitability)が必要であります。
運動神経を電気的に刺戟すると神経が興奮し、インパルスを発生して神経に沿った興奮を伝導します。

2、伝導への諸種の影響
体表からの冷却や、取出した神経を冷すと伝導速度に変化が起ります。カエルでは1℃で温血動物では0℃~5℃で伝導が絶たれます。
伝導速度に対する温度の影響は、温度の高いほど大で、温度係数Q12℃~26℃の間で1.6~1.8を示していますが、12℃以下では係数がこれよりやや大きく、40℃以上になると興奮性が増大して伝導速度が早くなります。

七、電磁波エネルギーの陰陽的考察
1、光線の陰陽
光 線を電磁波光線と粒子線放射線の二つに大別すると電磁波光線は陽性に属し、粒子線放射線は陰性の光線と云えます(陰陽の考えは、東洋的発想であるが、此の 考えの根底は、+-思考で、中間点が0であるという考えに基づいているのです。しかし、数学的の意味で絶対的0を概念に全て+思考で、物事を解決する方法 を考える必要があるとおっしゃっていました。これは、今までの地球の数学的考えから離れた革命的な考えなのです。この思考を基に物理的思考を考え直さなけ ればならないのです)。

2、紫外線の破壊力と赤外線の再生力
太陽光線には、肉眼で見る事の出来る紅色の色彩を帯びた可視光線と、見ることの出来ない紫外線と赤外線の不可視光線があります。
紫外線の方は波長が短く拡散作用の破壊力があり、赤外線の方は波長が長く収縮作用の再生力があります。紫外線の強烈な赤道直下の黒人種は、祖先代々にわたって日焼(火傷)を防ぐ為皮下に「メラニン」色素を沈殿するようになりました。
紫 外線よりはもっと波長の短い粒子放射線、即ちX-RAY、ラジウム、コバルト等原子同位元素から出る医療用放射線は、陰性中の陰性、即極陰に属しますので その破壊力が強烈であります。この破壊力を利用して癌組織を破壊し現代医学の治療としています(此の考えが外科的手術の考えで、東洋的自然治療力を利用し て直す方法が、光線治療なのです!忍)。
粒子線放射線は拡散作用の破壊力の一方通行で、病的組織だけを破壊するのでなく、健全な細胞組織まで破壊するので問題があります。従って、これを取扱う為には、高度の化学知識と技術と防御施設が要求されます。
可視光線と赤外線は、紫外線と粒子線放射線とは反対の物理的性質、即ち陽性の収縮作用とか再生作用が強いのです。特に赤外線は温熱を生体に与えてくれる為熱線ともいいます。
青白い色の陰性体質とか、血の巡りの良くない冷え症の陰性病、又は元気を消耗し、衰弱した患者には陽性の可視光線と赤外線の温熱が必要であります。
人工的な紫外線と赤外線は両方とも度を過ぎれば障害を受けますが、自然の光線は余り害がありません。

八、歩行とカロリー関係
1、さて終りに、復活なさったイエス様を墓所からベルス河まで歩かせる為に天使達は二時間程、電磁波エネルギーを供給したと発表されています。するとイエス様はどれ位のカロリーを消耗なさったのでしょうか。
  正常の人で普通、1日2、400㌍~3、000㌍が消耗されるというのが常識となっています。人によってその其の半分のカロリーでも充分生活している人も 多くあります。栄養学で80㌍のエネルギーを得る為には、御飯は茶碗1/2、ビールならば2、500㏄程、正宗(清酒)は1/2徳利、羊羹1個、キャラメ ルの場合は5個位と計算されています。
 それから80㌍で消耗される運動を比較しますと表3のような計算が出ます。

表3◇80カロリーで消費される運動比較表

種類


消耗時間

歩 行

1分間90m速度(2430m)

27分

歩 行

1分間70m速度(3150m)

45分

歩 行

1分間50m速度(3000m)

62分

マラソン

1分間 100m

  7分

ナワトビ

1分間 100回

12分

水 泳

1分間 25m

15分

水 泳 クロール

1分間 40m

 6分

階 段

1630段階


乗 車

立 席

70分

炊事一般


100~120分

ラジオ体操

初めから

12回

卓 球


16分

 イエス様の墓所からベルス河まで2時間程所用されたとした場合、表4のような計算になります。

表4


消耗時間

1時間

2時間

2時間のカロリー消費

1分間90m速度

27分

5400m

10800m

177.6Kal×2355.2Kal

1分間70m速度

45分

4200m

  8400m

106.6Kal×2213.2Kal

1分間50m速度

62分

3000m

  6000m

 77.4Kal×2154.8Kal

 イエス様が休みながらお歩きになったと考える場合、1分間70mの速度と考えられます。イエス様は身 体が大きかったので生前は1分間90m以上の速度で歩行なさったと思いますが、天使達の電磁波エネルギーによりようやく復活させられましたので、歩行の速 度は随分遅かったのではないかと思います。
 2時間程イエス様を歩行させる為、天使達が供給なさった電磁波エネルギーはどれ位だったかの計算は、イエス様自体(肉体)の残留エネルギーもありますので、正確に出す事は難しいと思われます。

 2、聖骸府(リンネル)にイエス様の像が写される為には
 光源がなければ不可能です。
 暗室でなければ不可能です。
 二つの条件を満たしてくれる解答が千乃様を通し出されています。
  ①の解答は天使達の介入と電磁波エネルギーであります。天使達はマリア様の受胎の時から関係しております。それで天使達のお力を借りずに御自身で復活な さったとされている往来の宗教家の主張(意味不明、イエス様は、「神」の存在を証明する為に奇蹟を行われたのである。自分自身を「神」と見ていない。「お 力を借りずに」の主張が意味不明である。宗教家が「神」の「力」を信じているのです。こういう批判が、宗教家が「千乃正法」を無理解させているのです。 「正法者」が「宗教家」に対する余分な批判の一つであるのです。あくまでも「正しい」見解しか述べてはいけないのです。日本の場合は、「奇蹟」を行われた 「霊」を全て「神」だと見ている事が危ない状況なのです!忍)は、真実性がなく非科学的な話であります。
 ②の解答はイエス様の遺体を仮安置なさったお墓の入口に岩を転がし、密封した為、お墓の中は丁度暗室と同じ条件を備えていました。
 それからイエス様の御身体から鮮血が流れ出てリンネルに附着した事は、血液が凝固しなかった証拠であります。その為にはイエス様の御身体が温かでなければいけないのです。天使達の電磁波エネルギーの供給なくしては不可能な事であります。
 電磁波エネルギーで体温を36度~42度(深部)まで上昇しえない時、蘇生は不可能なのです。その為20名程の天使達が動員されたと思います。
  水に溺れ死にした人は普通、人工呼吸で蘇生しておりますが体温が冷却していた場合は失敗します。溺死者の体温の上昇が重要である事は、数年前イギリスの医 科学者が発表しましたし、又近代医学で試している冷凍人間の保存、それから水底の氷板にて仮死状態の魚(フナ・コイ)(魚は変温動物で冬眠する動物の事を 考慮していない。例えば、北海道の冬の流氷の下で生きている魚の事を思い出して欲しい。鳥類以上が恒温動物となり、体温が一定に保たなければ死を迎える! 忍)が氷が溶け暖まると蘇生するのも温熱と関係がある事を認めるでしょう。
  多くの血を流したイエス様の血液は骨髄で造られ、補給されたと思います。断食をした場合は骨造血説の通り造血されるというハーベイ(ダニエル大天使本体) の見解と同じであります。(健康体は食物を吸収して腸で造血が始ります)今の所筆者としては、イエス様復活の天の奇蹟は少しも現代科学の理論と矛盾する所 は発見出来ません。

 3、聖骸布に立体像が映される為には

 XーRAYのような粒子線放射では不可能な事は今の常識であります。電磁波光線でなければ写真のネガは出来ないのです。
 イエス様の体温が上昇されるにつれて皮膚に湿り気(汗とか体脂)が出てリンネルに附着吸収されたと思います。
 リンネルに附着した体脂は、天使達の電磁波エネルギーの輻射熱と光線の乱反射により写像として焼付いたと考えられます。この時天使達はイエス様の体から約20~30㎝位離れた空間でエネルギーを注いだと考えられます。
 可視光線機で患者を治療する時は通常30㎝位、離して照射するのは、炭素棒が燃えている中心部は3000℃以上の温熱があり、近づけば火傷する恐れがあります。
 天使達からイエス様の体温を上昇させる為相当の光熱が発せられたと考えられます。それでリンネルは200℃以上の温熱で焼かれた事になります。
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  イエス様の復活と聖骸布の謎解きに関わるその真相が千乃裕子様を通して今世紀において初めて公開されているにも拘らず、世の人達が理解し難く思うのは、意 識のレベルが低い為でもありますが、疑問とする事柄を積極的に解明しようと考えなかったからであります(違うのです。唯物論が増えたので、霊体の行動が、 一般的な科学者が否定したからである。それは、マルクスが宗教を否定したからです。同時に、その「奇蹟の解明」は、千乃先生が著述する事を、神から与えら れた使命でもあり、それも「神の法(親孝行)」に基づいて奇蹟の物理解明を研究しなければならないのです。ブッタ様は、ちゃんと千乃先生の親元に科学技術 最先端大学院大学を建設したのに、この良薬を受入れなくて、反抗する子供の生活をさせているのです亡くなった亡骸は、千乃裕子先生の本家のお墓に入らないと。無縁仏になるでしょう!愛。 そして、共産主義者の「スカラー波研究」を研究の基にしているのです。「スカラー波」の資料は、自分が渡した事を全く忘却しているのです。そして悪魔に魂 を売ったのです。其の結果、スカラー波問題が起きたのです。何故、最後の審判を行っているのか理由は、人間の生活は、人間自身が人造の生活であるから、そ の物造りの時の善悪の判断が重要な位置をしているのです。そこで、誰が「スカラー波」の研究が許されるのか考えられるのです!忍)。
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 金先生が全てについて現代物理化学に逆行する何等の疑問点も存在しないとしながら御自分の実験結果等から天上界で公開の解答に果して合致した論証になり得たかと、功を見ておられるけれども、自然光線との差異にあるのであろうとの事でした。
  この奇蹟は天の霊によってしか可能ではないか(意味不明、霊体が物理の法則を知っていれば悪用する事は可能である!忍)、或は将来、自然光線を自由に扱 い、それによる照射を制御する装置を開発すれば、炭素可視綜合線(電磁波光線で既に黒田博士発表)の死人の蘇生例以上の物を誰が行っても得られるのではな いか。
 既に太陽光線による冷暖房設備等が開発されている今日、それは遠くない事であろうし、又、太陽光線も取入れて自在に治療を行うならば、炭素可視光線より通常費用が安くなるのではというお話でした。光線器に必要な炭素棒は現在かなり高価なものですから。

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